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       鶴舞う形の・・・

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「二の句」

【小林一茶の俳句】

「春風や 牛に引かれて 善光寺」
『当たり屋や 車に轢かれて 入院費』

「春雨や 猫に踊りを 教える子」
『パソコンや 爺に操作を 教える子』

「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」
『小市民 そこのけそこのけ 893が通る』

「やれ打つな はえが手をする 足をする」
『やれ打つな 博打は損する 金をする』

「名月を とってくれろと 泣く子かな」
『ゲーム機を 買ってくれろと 泣く子かな』

「われと来て 遊べや親の ない雀」
『われと来て 遊べや連れの ない閑人』

「めでたさも 中位なり おらが春」
『めでたさも 中位なり 我が人生』

「やせ蛙 まけるな一茶 これにあり」
『やせ蛙 まけたよメタボ 吾にあり』

「大蛍 ゆらりゆらりと 通りけり」
『管理職 のらりくらりと 過ごしけり』

「ともかくも あなたまかせの 年の暮」
『ともかくも あなたまかせの 定年後』

「これがまあ 終のすみかか 雪五尺」
『これがまあ 終のすみかか 四畳半』



【松尾芭蕉の俳句】

「五月雨を 集めて早し 最上川」
『年月を 集めて早し 五十代』

「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」
『閑かさや 嫌にしみ入る 妻の声』

「夏草や 兵供が ゆめの跡」
『横着で 悪阻が来たら ゆめの跡』

「秋深き 隣は何を する人ぞ」
『欲深き 大人は何を する人ぞ』

「物いへば 唇寒し 秋の風」
『物買えば 懐寒し 無しの金』

「荒海や 佐渡に横たふ 天の川」
『定年や 居間に横たふ 古女房』

「いざ行かん 雪見にころぶ 所まで」
『いざ生きん 命の尽きる その日まで』

「旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る」
『ネットに病んで 夢は仮想を かけ廻る』

「おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな」
『おもしろうて やがて悲しき ゲームかな』



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